感謝できる子どもに育てる5つのコツ

ライフハッカー[日本版]

感謝できる子どもに育てる5つのコツ ライフハッカー[日本版]

小さなころから感謝の気持ちを持てる子に育てることは、非常に大切なことです。『Making Grateful Kids: The Science of Building Character』によると、感謝の気持ちを持てる子は学校でも良い成績を残し、鬱になる可能性が低く、趣味や課外活動により積極的に参加する傾向があるといいます。我が子もそのような子に育ってほしいと、あれこれと色々な方法を試す親も多いでしょう。

近年ますます過熱化する子育てについて、今日はわたしからいくつかのアドバイスをおおくりします。子どもへの教育というものは、ただぼーっと座って相手をしてあげるだけではありません。日々の些細にみえるやりとりを利用して感謝の気持ちを育むことが重要です。

1. 感謝を示す言葉をできるだけ早いうちから耳に入れさせる

Emily Plankによると、日常の些細なことでもよいので、いかに早いうちから子どもに感謝の言葉を耳にさせることが重要だといいます。小さなころから物事の考え方は少しずつ形成されていきます。まわりが発する言葉やその言動を非常に敏感に察知するため、まずは両親から子どもたちに尊敬と感謝の気持ちを見本として示してあげましょう。今はまだ小さな赤ん坊でも、大きくなるころには、小さなころにまわりの大人が行動、発言していた通りのものを身につけていることでしょう。

2. 台所に立って一緒に野菜を切る体験をさせる

My Kid Eats Everythingの著者、Susan RobertsがThe Atlanticに語ったところによれば、今の子どもたちは驚くほど粗末な食環境にあるといいます。理由は親がただ何も考えずに"ただ食べ物を与えているだけ"だからです。

ひと昔前までは子どもたちも台所に立ってご飯の支度の用意を手伝い、テーブルをきれいに拭いて食卓の準備をし、お皿洗いまでお手伝いしていました。両親の食べるお皿から手づかみで食べ物を口にしていたこともありました。ただ現代の子供たちは台所に立つことはほとんどありません。普段口にしているものが何から、どのように調理されているかを知らないままでは食事に感謝の気持ちを持つことは不可能です。食事が完成するまでの、あらゆるプロセスに子ども参加させましょう。スーパーに連れていったり、野菜を一緒に刻んだりしましょう。食べ物は急にどこからともなく現れるわけではないこと、色んなプロセスが積み重なった結果だということをよく認識させましょう。

3. 簡単に代わりを与えない

なんでもすぐに新しいものが手に入ってしまう今の時代。子どもがモノに対してありがたみを持ちづらくなっています。私も娘を泣き止ませるために、新しいのを買ってあげるから、と何度口にしたことでしょう。もし彼女がそのモノの代わりは簡単に手に入らないと分かっていれば、もう少しモノの有り難みを感じ、丁寧に扱うようなっていたかもしれません。Becoming Minimalistは次のように言っています。

欲しいと思ったものをすぐ手に入れることのできる環境にいる子どもは、この世に手に入らないものはないとまで勘違いしてしまうことでしょう。

4. 型にはまったマナーや言葉を教えるだけでは不十分

子どもにありがとう、と無理に言わせることはあまりよくないと言われていますが、同時に相手に失礼のないようなマナーを教えることもちろん大切です。たとえば自分が欲しくないと思ったものをプレゼントされたときにどのようなリアクションをとるのがよいでしょうか。 Plankによると、本音ではないことを言わせてしまうのはあまり良い例とは言えません。きちんと相手に感謝の気持ちを伝えながら、自分の気持ちを正直に上手に相手に伝える必要があります。

あなたの誕生日パーティーの際に友人があなたの嫌いな食べ物をプレゼントしてくれたとしましょう。まずーい、おいしくない! なんてことをそのまま伝えるともちろん相手を深く傷つけ、また、その場にいたその食べ物を好きな人たちまで傷つけてしまうことになります。何か嫌いなものを提供されたときには「ありがとう、でもこれは遠慮しておきます」といったふうに伝えると、作り手の気持ちを傷つけることがありません。

5. 「ありがとうは?」と無理強いしてはいけない

レストランでお料理が運ばれてきたとき、お隣さんがボールを拾ってくれたとき、「こういうときはなんていうの?」とつい言葉にしてしまいがちですが、この言葉を多用してしまうと、子どももそのうち嫌気がさしてしまうようになります。私も4歳の子どもがいますが、とにかく恥ずかしがり屋なこともあり、話したことのない大人が話しかけるとついそっぽを向いてしまうのです。「ありがとう」ときちんと言えないときには、つい叱りたくなる衝動に駆られてしまいます。

こんなときには、ありがとうと無理やり言わせるのではなく、まずは自分がその相手に対して感謝の気持ちを示すことで子どもたちの見本となってあげましょう。 Larissa Kosmosも「子どもにありがとうを無理強いしなくなったことで、感謝の気持ちをきちんと持てる子になった」とThe Washington Postに述べています。

たとえば、すぐに「ありがとうは?」と口にするのではなく、「仕事で疲れているお父さんが休みの日にあなたのためにおもちゃを直してくれたのよ」「図書館の人が仕事の手をとめて、本を探すのを手伝ってくれたね」といったように、感謝の気持ちを伝える対象となる人、行動について説明してあげるのです。ありがとうは?とつい問いかけたくなることもあり、バランスは難しいのですが、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

Image: maroke/Shutterstock.com

Source: Amazon, Emily Plank, The Atlantic, Becoming Minimalist, The Washington Post

Michelle Woo - Lifehacker US[原文]

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